15.10 地灵殿
暗い夜道で真上から落ちてきて脅かすという釣瓶落とし。一説には人を食べるというが、そこまで怖ろしい妖怪にも見えない。性格は内気で、狭いところが大好きでいつも桶に入っており、洞窟や井戸の中にいる。
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旧都や洞窟の奥底で活動する土蜘蛛。病気、主に感染症を操る能力を持つ。好戦的で明るく、人間と戦うことに抵抗感がない。能力は嫌われやすいが、地底では人気者である。
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縦穴の番人である橋姫。嫉妬心を操る程度の能力を持ち、自身が嫉妬狂いであると同時に、他人の嫉妬心を煽る事ができる。上と地底の間の通行を見守っているが、能力の通り嫉妬深く、幸せそうな者や楽しそうな者を見ると邪魔をしてしまう。
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かつては萃香と共に四天王と呼ばれた鬼の1人。今は旧都に住み、毎日騒ぎながらお酒を飲んでは、生活を楽しんでいる。鬼の中でも一際強い力を持つ。また、旧都は地上の人間に愛想を尽かした鬼が築いた社会であり、地上から来た忌み嫌われる妖怪を積極的に受け入れるなどして賑やかになった経緯があるため、旧都でも中心的な立場にあるとも考えられる(生活を楽しむ事が第一であるため、現実的な意味での『指導者』とはおそらく意味合いが若干異なる)。
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地霊殿の主であるさとりの妖怪。灼熱地獄跡をはじめとした、旧地獄の施設の管理を任されている。心を読む程度の能力を持つ。能力故に妖怪や怨霊から恐れられており、地霊殿を訪れる者は少ない。さとり本人もそのことを意識しているのか、あまり外向的な性格ではない。 一方で言葉を持たない動物には好かれており、地獄跡の管理などはペットに任せている。こうしてペットにした動物の中には妖怪化した者もいるが、概ねさとりには忠実。
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さとりのペットである妖怪化した猫。火車と呼ばれる妖怪であり、死体を持ち去る程度の能力を持つ。怨霊と会話することもでき、口が上手いため、普段は怨霊の管理を任されているほか、灼熱地獄跡の燃料とする死体を運ぶ仕事もしている。突然強すぎる力を手に入れたお空の増長を案じて、地上に異変を伝えるために怨霊を送り込むなど、友達思いで思い切った行動力も持っている一面もある。一方で、(冗談と解釈できる可能性もあるが)やってきた人間の死体を求めるなど、人間に対する態度としては危険なところもある。普段は自分の仕事に満足しているが、地上に出るようになってからは猫の姿で博麗神社に居着くなど、外へ出かけることも多い。
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さとりのペットである地獄烏。地霊殿の事件では神奈子と諏訪子に八咫烏の力を与えられ、核融合を操る程度の能力を持つに至った。現在は河童の核融合研究センターで核の力を制御する仕事をしている。 元々は灼熱地獄跡の火力の管理をしており、その生活に満足していたが、核融合の力を得ると増長して地上の征服を考え始めるなど、やや単純な性格をしている。一方で、自分に力を与えた二柱のことをすっかり忘れているなど、記憶力は悪い。
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さとりの妹。彼女もさとりの妖怪であるが、能力故に嫌われることに耐えられず、心を閉ざしてしまっている。このため心を読む能力は失ったが、無意識を操る程度の能力を得ている。ほとんど無意識で行動しており、あちこちを放浪しては、本人が楽しいと思うことだけをしている。さとりにもこいしの心を読むことはできず、またほとんどの場合は他者に存在を認識されることもない。「平和な人間から殺掠」などと物騒なことを口にするあたり、他人から見れば幾分危険な方向に楽しみを見出している節もある。
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